三日坊主日記【酔生夢死】

ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」再読完了。　どうも最近の派手な内容の小説に毒されているらしく、ラスト辺りがやはり地味だなあと思ってしまったが、それでも十分に楽しめた。　最近こういった古い小説を読んで思うのは、コストパフォーマンスに優れているなあということだ。スニーカ...

「ドラキュラ紀元」を読み終えた。　う～ん……、なんか、あんまり面白くないぞコレ。他作品のキャラだのが出てくればそれで満足という人にはそりゃ面白いのかもしれないが、そうでない人には、無意味に大量のキャラが出てくるから混乱するし、話もとりたてて面白いわけじゃあない。まあ冒頭とラ...

カーミラも読み終えたので、ようやく「ドラキュラ紀元」を読み始めた。まだほんのちょいと読んだだけだが、なかなか面白そうに思える。今のところ話自体が面白いかどうかはまだわからないが、「吸血鬼ドラキュラ」で登場した人物がしょっぱなからナイスな役どころで登場するし、レストレイド警部...

キム・ニューマンの「ドラキュラ紀元」「ドラキュラ戦記」「ドラキュラ崩御」の三冊を買ってきた。「吸血鬼ドラキュラ」のラストにおいて、ヘルシング教授が破れ、ドラキュラがヨーロッパの覇者となったという設定のお話、らしい。ドラキュラ以外にも、同時代の史実的な有名人やら架空の有名人（...

ショッピングモールとかなんとかいう、店がいくつか集まった建物をなんとなくぶらついていると、フリーマーケットっぽいことをやっていた。フリマというのをテレビでしか見たことがないのだが、いわゆる普通のフリマとはちょっと違うようだ。商品を並べるのにも棚だのショーウィンドゥ（ショーケ...

アガサ・クリスティの「ナイルに死す」を読んでいる。「マギンティ夫人は死んだ」が過去の事件についての聞き込みをタラタラとやっているだけという感じでどうにもパっとしなかったせいか、「ナイルに死す」は今のところなかなか面白い。事件自体はまだ起こったばかりで面白いかどうかはわからな...

アガサ・クリスティのポワロ物である「マギンティ夫人は死んだ」「ナイルに死す」、そして「ゴルフ場殺人事件」を購入。　実は「ゴルフ場」は駄作であると知人から聞いていたのだが、まあとりあえず読んでみようと思う。ホントは（ポワロ物じゃないけど）「ゼロ時間へ」が欲しかったんだけどなあ...

ポワロ物の「複数の時計」読了。　ポワロは出てくるけど、ほとんど脇役扱いでちょいとビビり。主な出番は最後の事件解説のときぐらいで、あとは途中途中で主人公役の人が尋ねに行くシーンぐらい。もちろん面白かったのだが、やはりポワロの出番が少ないと少し物足りない気がする。...

「ポアロ登場」「エッジウェア卿の死」「ＡＢＣ殺人事件」「ひらいたトランプ」「死との約束」「愛国殺人」読了。　「ポアロ登場」は短編集。探偵エルキュール・ポアロと相棒のヘイスティングズが難事件に挑む、という感じですかね。まんまホームズ。ホームズ好きなら面白いんじゃないだろうか。...

ポワロ短編集。なんつーか、探偵ポワロと相棒ヘイスティングズがホームズ＆ワトソン風。面白いけどね。ファイロ・ヴァンスとヴァン・ダインもホームズとワトソン風ではあるけど、ヴァン・ダインはその場にいるのかどうかも怪しいくらいに存在感がなかったのに対して、ヘイスティングズはわりと存...