蟲師
 感想書くの忘れてました。ネット知人のスイカ○氏に薦められ、観ねぇとぶてぃこむぞゴルァと脅されたので泣きながら「蟲師」というアニメを観てみたんですが、これが大当たりでした。蟲師は前からタイトルだけは知っていて、蟲という字から、うじゃうじゃでぐちょぐちょな気色悪い蟲を使役する蟲使いみたいな人が活躍する話かなーと思ってたんですけども、ちょっと違いましたね。蟲ってのは生命の根源に近いモノとか、そんな感じの説明がされるんですけども、見た目としては半透明の光る何か(虫みたいな形のことが多い、のかなあ)として描かれてます。大抵の人には見えなくて、無害なものも多いのだけれども、人や環境に害を為すこともあって、蟲の扱い方を学んだ蟲師がその手の問題を解決したり、対処法を教えたりとか、そんな感じです。
 この作品、えらく地味なところが実に良いです。蟲を使役して蟲同士にドすげえバトルをさせるだとか、ましてや外道照身霊波光線を発射するとかそういうのは全然なくて、蟲師は言ってみりゃあただの学者なんで、対処法もえらく地味です。話も、蟲による害を必ずしも解決出来るわけじゃあなかったりするし、とにかく全般に渡って地味。だがそれが良い。良い意味で地味。萌えアニメに食傷気味だったり、バトル系アニメに燃え疲れていたりする人は試しに観てみるのもいーんじゃないかしらん。
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