巨人たちの星 [J・P・ホーガン]
 もうね、ダンチェッカー教授のツンデレっぷりには萌えまくりですよ。一作目からすでに萌えてましたが、この三作目にいたってはもう、教授萌えのための作品としか言いようがないですからね。
 とまあ、冗談はさておき、この作品は「星を継ぐもの」、「ガニメデの優しい巨人」に続く、三部作の完結編です。前二作で残っていた謎もすべて解け大団円を迎えるっつー感じですかね。前作の感想で、一作目に比べると知的興奮度は劣る、みたいなことを書いたんですが、それは三作目もやはり同じです。しかし、あたしゃどうにも続編に同じものを期待してしまうクセがあるんですが、ある部分前作と同じ感じを出しながらも別の要素を加味していっているという点を考えると、二作目三作目も高く評価していいのかもしれない。特に三作目は、ちいとネタバレになるのかもしれませんが、ちょっとした戦争物っぽい面もありまして、方向性が怪しくなってきたなあ大丈夫かよオイなんて思いながら読んでたんですが、これがなかなかどうして面白い。それでいて前二作のテイストも残してある。一作目を読んで気に入った人には、是非とも三作目まで読んで欲しいですな。三冊とも、というか、三冊の続きものとしてオススメです。そいや、四冊目もあるらしーんですが、どうも聞いた話では続きものではあるもの、内容的には外伝的なものらしいんで、ちょっと迷ってます。でも買ってしまいそうらな。
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