スリーピー・ホロウ
友人が面白いから是非観れ、というので観てみたんですが、えーと、どこらへんが? ティム・バートンとかいうなんとなく聞いたことのある監督の作品で、時代設定は1799年。ニューヨーク郊外の村で、首なし騎士 の伝説を彷彿とさせる猟奇的な連続殺人事件が発生。事件捜査が拷問による自白に頼る現状に対し、科学的な事件捜査を主張する主人公は、科学捜査の有用性を証明するため、首なし騎士の村へと向かう。とまあ、こんな感じの話なんですが、始終ドタバタしてるだけで科学捜査とか全然関係ないっつーか、そもそも首なし騎士がホントに出てくるし。いや、それが悪いってんじゃないんですが、普通はねえ、トリックで首なし騎士に見せかけた事件で、それを科学捜査で解決ーってんじゃないんですか。あるいは、首なし騎士がいるならいるで、科学の使徒としての論理的思考でもって対決するとかさー。事件に翻弄されまくって、一応最後らへんで真相(っつーかなんつーか)に気がつくシーンはあるけども、その後はやっぱりドタバタで、結局ドタバタのまま終了ですよ。馬鹿映画だと割り切って観るなら……でも導入がなぁ。あ、映像は綺麗でよさげではあります。多分見所はそれだけ。
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