アイスウィンドサーガ
 今日発売のアイスウィンドサーガ再販版(というか再訳版とでも言うか)がいきなり届いたので早速開いてみた。……字が大きい。いや、読みやすくはあるんだけど、行間も妙に広いし、ひらがなになってる個所も多い。どういうことだと序文を見ると、「小中学生でも読みやすい文章で云々」とあるじゃーないですか。やめてよもう。何なのよいったい。梁からポタ餅じゃないんだからさあ、何も子供向けにするこたないだろうにまったくもう。そのせいで、900円もするくせに、以前は全六巻だったところが全九巻になるそうな。勘弁してくれっつーのよ。まあね、字のサイズはともかく、文章に関しては指輪物語なんかも読みやすく書いてあるわけだし(いや、ある意味読みにくいが)、別に内容まで変わるわけじゃあないんだけど、なんかちょっと抵抗あるわけですよ。つーか正直言うと、文章云々よりも値段のわりに内容が少ないのがえらい不満。ダークエルフ物語みたいに、ハードカバーで高いけど中身は詰まってるっつー感じの方がまだマシじゃぜ。これじゃあちょっと知人に勧めにくいわなあ……。内容も、以前の一巻の途中までなんで、ホントにまだまだこれからっつーとこまでしか載ってないしのぅ(とか言いつつ、そこまで覚えてないので自信はない。まあ巻数が増えるんだから当然途中までなんだろう)。面白いから買え、と言えるとこまで話が進んでないっつーか。な~んか萎えちったなあ。最後まで出てからまとめて買おうかしらん。いや、とりあえず注釈版ドラゴンランス(新訳版)でも買って気持ちを誤魔化すか。ふぅ。
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