見本誌ゲットだぜ!
 7/17発売の雑誌二冊に、ウチのJsardryが収録されまして、見本誌が届きました。見本誌と言えば、大分以前にCWシナリオ「ブラックジャック」が何かの雑誌に収録された際に届いた見本誌は、表紙に赤字で「見本誌」と書かれていて、CD-ROMが付いていなかったという泣きそうな思いをした(エロムービーが、エロムービーが観たかったのにッ!!)こともありますが、今回は普通のヤツが届いて一安心です。モノホンの見本誌はレアっちゃあレアですが、CD-ROM付いてない雑誌送られても嬉しくにゃーよ。
 さて、まず一冊目は「ウィンドウズROM!」八月号。アングラに片足突っ込んだような記事や、フリーソフトやサイトの紹介、そしてエロムービーと、エロムービーと、他にもエロムービーなんかが収録されてる雑誌です。ページ数がえらく少ない(50ページくらい)気がするけど、680円でCD-ROM二枚付きの雑誌だと、これが普通なのかもしれない。この雑誌にフリーゲームスパイラル、なんて題のつけられたフリゲ紹介コーナがありまして、その中でダンジョンRPGの一つとして紹介されてました。夏休み特集、みたいな感じのことがチラっと書いてあったけど、ページ数は3ページだけ。三本ほどのゲームは1/6ページほど使って紹介してますが、後はもう、数えてないけど多分1/40ページ分くらいの紹介記事でした。つっても、収録ゲーム一覧にタイトルと作者名だけ載せてある、なんてのを予想してたんで、一応ちゃっこい画面写真と40文字くらいの解説文があったのはちと嬉しい。でも、これを見てプレイしたくなる人なんていなさそうだ。いや、トチ狂ってデカく紹介されてても結果は同じだと思うけどもね。それにしても、全部見たわけじゃあないけど、ほとんどプレイしねえで印象だけで紹介文書きましたってえ感じ(Jryの紹介文は普通でした)なのがちょっとなあ。スタート直後はほのぼのしてるけど、実はちょこっとでもプレイするとほのぼのとは言い難いっつーことがすぐにわかるというようなゲームの紹介でも、「ほのぼの楽しめますにょ!」みたいなことが書いてある。手ぇつけてねえだろおめえ、と言いたい。でもまあ、この雑誌はエロムービーが付いてるから許す。むしろ許させてください。
 二冊目は「フリーゲームマニアックス Vol.2」。名前の通り、フリゲを集めた雑誌……というかガチャピン本だかムック本だかいう類で、エロムービーはないけど、全面フリゲの紹介してるっつー、フリゲ好きさんいらっしゃ~いな内容になってます。CD-ROM二枚付きで1000円。若干高い気がするけども、でも平綴じで紙も何紙っつーのかは知らないけどなんか固めなの使ってっから、こんなもんなのかな。ほとんどのゲームは最低でも1/10ページくらい使って紹介してるし、紹介文は「ウィンドウズROM!」とは違って、それなりにプレイして書いてるっぽくてナイス。ザっと眺めただけの印象でこんなことを書いてる俺とは大違いです。ガハハ。いや、そもそもこの二つの雑誌って趣旨が違うから当然っちゃあ当然なんですけどもね。一番最後の4ページくらいには古典PCゲームの遺伝子とか言って、PCゲームの原点を紹介みたいな感じで、レゲーについても触れてました。ローグ、Wiz、コマンド入力型AVGなんかの紹介ね。で、それらレゲーの遺伝子を受け継ぐフリゲっつーことで、JNetHackZangbandTkBeastOrbSBMONTHLY HOUSE2なんかがそれなりに大きめに紹介されてました。後は、DungeonCrawlXAngbandデスゼニーランドなんかを、大きく紹介しきれなかった分ってことで、ページの端に小さく(1/40ページ分くらいの紹介)載せてあるんですが、我がJryもそこに載ってました。「ウィンドウズROM!」の紹介記事と同じくらいのサイズ。フリゲメインの雑誌なんで、もちっと大きく載ってるかなと思ったんですが、ちと残念。しかし、規模は小さいとはいえ、ローグライクやらの特集コーナみたいなとこに混ぜてもらったのは嬉しいかもしれない。一緒に載ってる他のゲームと比較されると泣けてくるけども。ともあれ、色々なフリゲをやりてえなあ、でも「フリーソフトで面白いゲーム まとめページ」なんかで探すのもかったりいっていうか、どれが面白いのかわかりゃしねえYO! というような人は、この「フリーゲームマニアックス Vol.2」を買ってみるってのも一つの手かと思います。ただし、エロムービーは収録されていないので注意が必要です。
 しかし、こういう雑誌ってそんな売れてんのかねえ? 自宅にネット環境が整ってなかった頃には何度か買ったりもしましたが、ネット上で拾える情報やソフトが載ってるっつーだけの雑誌なんで、何度かお世話になったら後はもう用済みって気がするやね。まあ色々なサイトを眺めて歩くよりは楽に情報をゲット出来るし、特に情報の探し方などを知らない初心者にとっては嬉しい雑誌なんでしょうけどもね。俺も当時は助かったし。しかし、この手の雑誌って結構種類出てるみたいだけど、どれも似たような内容なわけですよ。何故廃刊にもならずに続いているのかナゾラーランド。いや、雑誌名までは覚えてないから、廃刊になったり新しいのが出たりとか繰り返してるのかもしれないが。まあどうせ自分で買うことないだろし、どうでもいいんだけどね。
 なにはともあれ、合わせて1680円分の雑誌(見本誌)をロハでゲット出来たことで、Jryを作った苦労が報われたってもんですよ。……安いな、俺の苦労。いやいやいや、金に無理矢理換算するからいかんのだ。感想だのをもらえるのが一番嬉しいんだ……が、感想もあんまねえよな。柵の淵(しがらみのふち)の作者とメールでやりとりをした際に、感想を多く聞くために「メールで感想を送ってくれたらおまけシナリオあげるにょろ作戦」を行ったんじゃぜという話(前も日記か掲示板に書いたような気がしないでもない)を聞いたことを思い出してしまった。やっぱJryにもおまけを付けるべきだな、うん。追加シナリオとか! (だったら普通に続編を出せ、と言いたい。
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