脱出ゲー
 AVGのジャンルの一つに、脱出物がある。地下牢からの脱出、謎の館からの脱出、謎の施設から脱出、あるいは一つの部屋からの脱出など、限定された空間(舞台)からの脱出を目的とした、あるいは楽しむゲームで、多くはアイテムを手に入れ、そのアイテムを駆使して進めていくというパズル的な要素を持っている。目的を達成し、その後に脱出するという意味では、バイオハザードなども脱出物と言えるだろう。この脱出物というのは、ストーリーに重きを置かない古臭いタイプのAVGに多く見られ、AVG本来の、そして昔懐かしい面白さを持たせるのに非常に向いていると思ったり思わなかったり。
 まあそんなわけで、やっぱ俺は昔からAVGが好きだ~ぜ~デゼニ万歳サラトマ万歳、でも今テキスト入力型のAVGやるのはつらいぜーっていうかそもそも脱出物じゃねえよなあ、まあいいや面白ければーってな感じなわけですが、別にそんなことはどうでもよくて、二つほどゲームを紹介しときます。
 一つは最近知ったゲームで、Crimson Roomっつうフラッシュゲー。部屋から脱出するゲームで、とにかくアイテムを探しまくり、そして使いまくれば終わるけど、アイテムの発見がえらい難しいっつうか、そりゃねえだろチャーリー、いくらなんでもそりゃ卑怯だぜってなくらいになってます。画面クリック型のAVGなのに、テキスト入力型AVG時代を彷彿とさせる難易度(卑怯さ)にクラクラします。っていうか途中でやめたくなりました。クリアしてもあんまり嬉しくないので、AVGさえやれれば一日にメシは三度で十分だぜっていうかそれ普通に食ってるからキミ、という人以外は手ぇ出さない方が無難かも。
 も一つは大分前にやったやつだけど、誰か開けてモナーっていう、これまたフラッシュゲー。こっちは、手に入れたアイテムや特殊技能を、どのタイミングでどこで使うか、という部分に頭を悩ませるタイプで、パズルゲーにかなり近いです。テキトーにやってたらアイテムゲットしちゃってクリアしちゃった、なんてことはまずあり得なく、頭使って悩まないといけない、というより頭使えばクリア出来るゲームなので、こっちは多分達成感を感じることが出来るんじゃないでしょかね。勇者御一行様殺人事件みたいな楽しさ、っつーと微妙に違うかもしれないけど、多分近い。こっちはとりあえずやっとけ。
2004.02.26 01:00 | pmlink.png 固定リンク | folder.png ゲーム | com.gif コメント (0)
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