三日坊主日記【酔生夢死】

剣神ドラゴンクエスト
　剣神ドラゴンクエスト、なんだか面白そうで気になってたんで、買っちゃいました。これ、何らかのハード用のソフトじゃなくて、単体で動くゲームなんですわ。わかりやすく言うと、任天堂のブロック崩しみたいな専用機ってわけです。全然わかりやすくないですか、そうですか。まあとにかく、あたしゃゲーム機はSFCとN64しか持ってない（しかもそれぞれ一本しかソフトを持っていない）んで、別途ハードを用意する必要がないってのは助かります。
　これ、どんなゲームかっつうと、付属のロトの剣をぶんぶん振り回すとゲーム上でもずばずばずんばらりーんとモンスターを切り刻めるという、まあそういうゲームです。ガンシューの銃を剣にしたよーなもんですね。アクションの入力は、刀身で反射した赤外線だかを、TV上部に設置するゲーム機本体についているセンサで感知するという形になっていて、剣に余計なコードの類がついてないのは嬉しいところです。どうでもいいんですが、友人はこういった剣だの銃だのからの入力を認識するのに、TV画面で受信していると思ってたそうです。TVは入力装置じゃねえっつー話ですよ。パワーグローブだってセンサを取り付けるだろうがッ！　センサつけねえやつは銃が受信機になってんだよ！　よく知らないけど。まあそんなことはどうでもよくて、とにかく剣神ドラクエは、剣を縦横斜めに振ってモンスターをぶち殺しまくる大虐殺ゲームなわけで、途中途中にいくつかの分岐があったりなかったりする程度で、基本的にはやはりガンシュー同様に、道なりに進んでいって出てくる敵をばっさばっさ、というのが流れです。防御を出来たり、魔法（選択式、MP消費）を使えたり、特定のシーンで必殺技（斬り方、つまりコマンド入力式）を使えたり、あとは小さなコインを集めてメダルマニアの王様と取引したり、ミニゲームがあったりと、まあ色々子供が好きそうなもんは揃ってるようです。もちっとRPGっぽく遊べるとよかったんだけど、まあ剣ぶんまわすゲームだしね。ヘタにそゆことしない方が、恐らく正解でしょう。
　まだちょこっとしかやってないんですが、これって、小さい子供でもホントに遊べるんだろうか。ステージが進んでいくと、特にボス戦なんかはかなり工夫が必要になってきて、ただ剣をぶんまわすだけじゃあとても勝負にならないんだよねえ。いや、前のステージを再度プレイしたりできるから、それで経験を積んでレベルをあげて挑戦すれば、ぶんまわすだけでもいけるのかな。まあその辺はもっとプレイしないとわかりませんけどもね。それに、最近の子供はゲーム的なテクニックだのなんだのは、得意なのかもしんないし。
　それにしても、ガンシューと違って剣を振り回すわけで、TVの前に結構スペースが必要ですな、このゲームは。最初は気ぃつけてやってんだけども、熱くなってくると、あるいは疲れてくると大振りになってきて、ついつい机だのなんだのに剣をぶつけてしまう。机やらベッドやら本棚やらTVやらの配置上、いまいちうまくスペースを取れないんだよねえ。それから、やっぱ疲れますわ、これ。踊ったり太鼓叩いたりするゲームはやったことないんで比較出来ませんけども、さすがにガンシューとは比べ物にならないです。コンピュータゲームでこんだけ疲れたのは、ファミトレ以来ですよ。あ、手の疲れはパワーグローブの方が上かも。なんせありゃあ手がつったもんなあ。びくびく。うっ。