新・空手馬鹿一代
 え~、新・空手馬鹿一代という映画を(レンタルで)観たんですが……。一言で言ってしまえばクソつまらねえで終わってしまうような内容でした。もうちょっと言うなら、「もっと空手道に精進しろよ!!」てなとこ。どんなストーリーかっつーと、空手屋さんな親子がいまして、息子(主人公)が父親をちょいと怒らせちって、その父親が息子に稽古をつけるという名目で大人げなく息子をボコってたら、息子に反撃にあって死んじゃって、道場は閉鎖、門下生の一人は不良になっちゃって、主人公は酒びたりな毎日を送ってたんだけども、ヤクザの組長の娘とねんごろになったり、(別の)ヤクザと揉め事をおこしたり、地下闘技場みたいなとこで船木と戦ったり、不良になった元門下生が戻ってきて二人きりで道場を再開したりするお話です。わけわかりませんか、そうですか。つまり、過去の事件で腐った主人公が空手道に復帰するお話です。船木かっこいいです。強いです。船木がすべてです。
 続いて2も観てしまったんですが、今度こそ空手道に邁進するのかと思いきや、ヤクザの娘と手ぇ切ろうとしてトラブったり、戻ってきた門下生の元の不良仲間とのトラブルがあったり、前作でブチのめしたヤクザがお礼参りにやってきて、挙句にそのヤクザの兄貴で、30対1で勝利したとかいう無茶な設定の空手家(角田)と対決して終わりっつー感じ。だーかーら、もっとまっとうに空手道に精進する話を観てぇんだっつーのよ。格闘アクションが観たいだけなら、もっと面白いのいくらでもあるわけで。早送りせずに最後まで耐えた自分を誉めてあげたいですヨ。
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