リターナー
 VFXを駆使した日本映画。で、VFXってなんですか。う゛ぃじあるえふぇくつ? よくわからないけど、映像効果のことらしいです。話としては、未来からやってきたネコ型でもロボットでもない女の子が空から降ってきたくせに飛行石も持ってやがらないことにブチ切れた拳銃アクションのバトル野郎な主人公が逆に女の子に切れられた挙句に脅されて、宇宙生物退治に無理矢理付き合わされるんだけど、驚愕っていうかなんだそりゃ客を馬鹿にしてんのかっつー真相を知って、まあどっちみち未来を救うために拳銃バンバンして奥歯にあるスイッチじゃなくて手首の機械で加速装置だーぜーGOGO 島村ジョー! って、てめえは009かコノヤロウ、ジュブナイルから全然成長してねえお約束な展開で終了、わーいという感じです。わけわかりませんか。そうですか。まあ面白くないんでどうでもいいです。つーかねぇ、宇宙生物に対する憎しみっつーか、そげな感情表現がイマイチで、さらに真相知ったからってすぐに気持ち切り替えられるのかよっつーのもあってねえ、なんだか描き方が全然足りなーいと思うのでーすよ。話が悪いのか、演技が悪いのか……、う~ん、多分両方。よく知らないけど。
 で、映像なんだけども、これは……凄いんですかね。妙にしょぼく感じたんだけど、それは先入観があるせいなのかなあ。技術的に凄いんだか凄くないんだかもよおわからんので、観た感じでは別に凄くは思わなかったってことで。友人は、ハリウッド映画と比べちゃいかんよって言ってたけど、同じ土俵で勝負しようってんなら、比べなきゃしょうがないじゃん。いや、土俵は違うのか。まあどうでもいいけど、映像で勝負しようってんなら、やっぱ同じく映像で勝負して高い評価を受けている作品と比べないとねー。映像も話もイマイチってんじゃあ、何をどう評価すればいいのかさっぱりですよ。まあ映像の良し悪しはよくわからないし、話に関しては好みもあるんだろうけど、なんだかなあ。語れるほど映画観てないからなんとも言い難いのだけど、映像の凄さで話のつたなさを誤魔化せないのなら、もっと話を練った方がいーんでないのかな。基本はターミネーターで、ちょいとET入ってる(それ以外にも色々入ってるけど、良い例が浮かばない)んだけど、その二つよりつまらないってのはどうかと思うですよ。
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