手掴みの食事
 普段あまりコンビニ弁当は買わないのだが、あまりに疲労していて、かつ腹も減っていたのでコンビニ弁当を購入。過去のクセで、割り箸はいらないと断わってしまったのであるが、実はすぐに食おうと思っていたので少々困ってしまった。そりゃあ帰ってから食えばいいのだが、とにかく今すぐ食いたいという気持ちがある。そこで、寝不足で腐った頭であった私は、手掴みで食うことにした。そうやって食っていると、これが意外によいことに気がついた。なんと表現したらよいのかわからないが、手で掴んだ触感により、また違った印象を受けるのだ。暖かい御飯やおかずを素手で掴むことによって得られる感覚は、初経験の私を驚かせた。インドだかどこだかではカレーだかを手掴みで食うというが、なるほど、これなら手掴みで食うことも理解出来る。機会があればやってみるとよい。私もまたやってみようと思っている。ただし、理解のない(話題を振ったことのない)人の前でやるのはやめたほうがよいだろう。
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