ロードス&ソードワールドリプレイ
 ロードス島戦記とソードワールド(スチャラカ冒険隊のヤツ)のリプレイを読み返してみた。
 以前はどちらも面白く読んでいたのだが、今回読んだところ、ロードスのリプレイは読んでいてイライラしてしまった。ストーリー型だから仕方がないのかもしれないが、ロードスはどうもGMが語り過ぎで、あからさまにGMの考えたストーリーにPLが付き合ってやってるという印象がある。SWの方は独立した小さいセッションの積み重ねになっているし、ロードスに比べるとPLが自由に伸び伸びとプレイしている感じがして大変よろしい。そして、SWリプレイは読んでいて純粋に楽しいと感じた。
 今と昔でどうして感じることに差が出るのかは明らかで、それは私がチャットでTRPG(チャットRPG、略してCRPG)をやっている所為だろう。私たちがやっているCRPGでは、GMはPCが自ら考えて行動する場を与えるのが主な仕事であって、決してストーリーを押し付けてはいけない、という雰囲気になっている。PCを食ってしまうようなNPCは当然厳禁であるし、また、PCを演じて勝手にはしゃぐのも程度問題ではあるがあまり好ましくない(要はやりすぎるなという)こととされ、キャラロール(PCを演じる)よりはロール(パーティー内での自分の役割を意識した行動や言動)が重視される。私は今やっているCRPG以外の経験がないのでよくはわからないのだが、ある人に言わせると、我々は現在のTRPGやCRPGの流れからするとかなり硬派なプレイスタイルなのだそうだ。つまり、ロードスとSWのリプレイを比べた場合、SWリプレイの方が我々のプレイスタイルに比較的近いがゆえに、SWリプレイの方を面白く感じたのだろう。
 一応捕捉しておくが、別段ストーリー型が悪いというわけではないだろう。どちらにも独自の面白さがあるのだと思う。ただ単に、今現在において、私にとってはロードス島戦記リプレイは面白くなかった、というだけの話しだ。
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