エクソシスト
 映画『エクソシスト』を観た。
 悪魔憑きになった少女を神父が救うという話。五、六年くらいまえに原作を読んだのだが、悪魔払いをメインにした話かと思いきや、少女の家族であるとか、神父であるとか、そういった周辺状況がよく描かれ、話に厚みがあってなかなか面白く読んだ記憶がある。とはいっても、実は内容を詳しく覚えているわけではないのだが、映画でもその辺りはちゃんと描かれていたので、原作の面白さをうまく映画化したのだろうなあと思ったり思わなかったり。もうちょっと悪魔との対話があると面白いかなあと思わないでもないのだが、あまりやり過ぎると悪魔憑きというショッキングな部分だけが強調され、俗な作品になってしまうのかもしれない。バランスって難しいね。
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