鶴ヶ城
 会津に行ってきました。と言うより、喜多方ラーメンを食いに行ったついでに会津にも行ったと言うのが正確かもしれない。朝5時過ぎに仙台を出て、8時くらいに喜多方に着いて坂内食堂という店(知らずに行ったんですが、実はかなり有名な店だったらしい)で喜多方ラーメンを食った(朝ラー、と言うらしい)んですが、いやあ、うまかったですなあ。ちょい前に天下一品というやたらと濃くてスープがどろどろしたラーメンを出す店に行って、濃すぎて合わないなあと思ったせいか、あっさり系のラーメンがやたらとうまく感じました。いや、あっさり系なのかどうか知らないですけどもね。多分、東北人の舌にはちょうどいい感じの味ですよ。ま、たまにはこってり系も悪くはないんですけどもね。
 と、思わずここで日記が終わってしまいそうになりますが、その後鶴ヶ城に行きましてね。鶴ヶ城は過去に一度、小学校の修学旅行で行ったんだったかなあ。写真載せておきますけれども、申し訳程度に石垣が残っているだけの青葉城址と違って、堀に囲まれた内に、再建されたものとは言え城があるってのはいいですよね。……なんか、城が小奇麗過ぎてCGっぽいし、空もなんだかCGっぽいですが、バーチャル旅行とかじゃなくてホントに行きましたヨ?
鶴ヶ城 鶴ヶ城 鶴ヶ城
鶴ヶ城 鶴ヶ城 鶴ヶ城

 堀だの石垣だのも、それっぽくていいですね。それにくらべて青葉城址は……いや、青葉城址の石垣とか実はあまり覚えてないので、機会があったら行ってみます。まあそれはどうでもよくて、問題は鶴ヶ城ですよ。再建されたものですから、妙に小奇麗過ぎるとかは別にいいんですが、内部がその、ねえ。パンフレットに「天守閣内は会津の歴史、文化がわかりやすく親しみやすい体験型のお城ミュージアムです」と書いてあるように、城の中は歴史博物館みたいなものになってるんですね。そりゃあ色々展示してあるのはいいんですけども、建物内部の城っぽさが全然足りないんですよ。普通に、ちょっと狭めの博物館の中って感じで。嘘でもいいから(当時の再現とかでなくていいから)城っぽい感じにして欲しかったなあ。雰囲気出ないぢゃんよ。最初は飯盛山(白虎隊士中二番隊自刃の地で、白虎隊十九士の墓がある)にも行く予定だったんですが、あまりにがっかりしたんで(あと面倒になったから)そのまま帰りましたよ。
 会津と言えば宮城県人にとっては修学旅行で行って白虎刀(木刀)を買うイメージがありまして、小中学生じゃあるまいし、いい大人が土産の木刀なんて買わねーよと思ってたんですが、黒塗りの模造刀的な木刀が意外とかっこいいので思わず買ってしまいました。
白虎刀 白虎刀

 柄巻きっぽくしてあるのがちょっとかっこええやん? まあ、だからって買ったところでそこらに放置されるだけなんですけども。ちなみに、土産物としての木刀を最初に売り出したのが会津若松の飯盛山なんだそうです。全国……ではどうかわかりませんが、少なくとも東北では観光地で土産物として木刀を売っていることが多いんですが、それも元は白虎刀からだったんですね。いや、知らなかったなあ。
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