ゾォォオオオオオン
 えーと、いくつか読んだ小説の感想書くの忘れてました。そして、何を読んだかうろ覚えです。終わり。
 いや、うん、それで終わっちゃ文字通り話にならないんで必死に思い出しますと、デイヴィッド・ブリンの「サンダイバー」「スタータイド・ライジング」「知性化戦争」ですかね。えんたあていめんと的なSFってえのかなあ。それなりに面白かったんですけどね、なんつーかこう、あまりにTVドラマ的な感じなのよね。1クールか2クールぐらいのTVドラマみたいな感じで、短い間隔で山場が用意されていて、毎週一話ずつ観るならいいのかもしらんけど、続けて読むのは疲れる。そこがイイ、という人の方が多いのかな。どうにもあたしゃそゆのは落ち着かなくて馴染まないなあ。かといってあまりにダラダラされても困るんで難しいとこですが。設定としては面白い(気になる)んで、関連する話が出てるなら他のも読みたいところではある。あ~、サンダイバーは最初に書かれた話とかで、他の二作とはちと違った感じ。もちろん設定は共有してるけども、他の二作が上下巻で登場人物と視点が多く、色々ドタバタやらかしてその場その場では盛り上がるっぽいけど実際話は進展してんのか、と言いたくなる(一応進展してないことはない)感じなのに対して、サンダイバーは基本的に主人公一人の視点で、やや変則的ながらも妙な具合に話が広がることもなく、わりと直球な話なんで個人的には読みやすくて良かったかにゃー、と。ただし、最初に書かれただけあって荒い感じはしますな。読みやすいという意味では知性化戦争の方が上でしょうし。設定としては面白いし興味もあるんだけど、小説としては(ストーリーとしては、とか言うんじゃろか)あまり高く評価は出来ないかなあ。いや、決してつまらなくはないんだけどもね。とりあえず、知性化戦争を読んで気に入れば他のも読むべき、という感じで。
 あとは、谷甲州の航空宇宙軍史シリーズ。これはかなり好きだなあ。前に火星鉄道に関して書いたような気がしますけども、泥臭い感じのハードSFです。最後の方はハードSFと言えなくなってくるような話も聞きますが、まあ今のところ、「タナトス戦闘団」「火星鉄道一九」「巡洋艦サラマンダー」「星の墓標」を読んだだけですが、わりといい感じです。で、「最後の戦闘航海」「終わりなき索敵」「惑星CB-8越冬隊」は買えたんですけどもね、「仮装巡洋艦バシリスク」「カリスト−開戦前夜−」「エリヌス−戒厳令−」の三冊が揃わないんですよ。古本で3000円だの4000円だのとかいうバカみたいな値段ついてんだもんなあ。少なくともバシリスクだけは揃えたい。2000円ぐらいだったらなあ。ううむ……。
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