三日坊主日記【酔生夢死】

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　以前のPCではオープニングで止まってしまってプレイ出来なかったバイオ風フリゲを思い出してプレイしてみたんですが、特殊工作員な主人公が研究所だかに潜入して、ゾンビみたいなのをぶち殺しつつ生物兵器のサンプルだかを持ち帰るポリポリゲーとゆー、バイオハザードそのまんまな内容でした。（私の）感覚が古いせいか、フリゲでポリポリなゲームというだけで、とりあえず凄いなあと思ってしまうクセがあり、このゲームもそういう意味では頑張ってるなあと感じるんですが、じゃあ面白いかと聞かれるとちょっと困る。なんで面白くないのかっつーと色々理由はあるんですが、結局のところ、バイオの劣化版にすぎないんですな。画面（のクオリティとでもいうか）が劣るのは別にかまわないんですが、細かい演出であるとか、ゲーム性であるとか、そういった部分で圧倒的にバイオに劣っているし、それに代わる要素もない。バイオと同じような面白さを目指すならもっと積極的にバイオの真似をすべきだし、独自性を出すつもりなら、当然それなりの要素を入れてしかるべきでありましょう。ただ、ポリポリなゲームというのは作るのが大変でしょうから（作ったことがない、というよりそもそも作れないから詳しくはわかりませんが）、今後良作を生み出すための習作として見るならば、十分今後に期待させてくれる作品だと思います。基本部分はこのままでも全然構わないので、謎解き部分をも少し工夫するとか、敵の種類やそのアクションを増やすとか、あとはまあテキトーにそれっぽくいじっていけば面白いのが出来るんじゃないかなあ、などと、何も知らないくせにとりあえず偉そうに言ってみたりしておきます。次回作においても、ポリゴン（画面の見た目）にだけこだわって、ゲーム性だのを疎かにすることのないように草葉の陰から祈っております。