三日坊主日記【酔生夢死】

　ファーストインパクトが強かったせいで未だに1が一番面白かったと思ってますが、それでも2よりは面白かったです。2はトリックが（特にサーカス編）ちょっとアレだったし。つーかムチ女嫌いだし。そういう問題なのかよ。ああそうさ。まあなんつーか、3で一区切りつけるっつーことで、今までの伏線とか片付けてくれてるのがやっぱ気持ち良かったっつーのがあるかな。無理矢理絡めてる感がないでもないけど、その辺は見なかったことに。最終話、結構盛り上がるしね。例のアイツやソイツが出てくるのもなかなかよろしい。最後の最後がちとダレるけど、まあ些細なことです。多分。
　そんでもやっぱいくつか気になる点はありまして、まず新検事のゴドー検事なんですが、あんまし強敵って印象がないです。もちろんイヤなとこで突っ込みいれてきて、やるべきことはやってるんですが、自分の世界に没頭して不必要なことをあまり喋らない……所為なのかねぇ、なんか今までの検事のように、「ああ、アウチ検事が相手なら良かったのになあ」と思わせるところが少なかったような感じ。アウチはともかく、ミツルギ、カルマパパ、カルマムチ娘と、今まで性格は違っても攻め方が同じだったんで、多分違う感じを出したかったんだとは思うんですが、そのせいでちいと強敵感が薄れてるっつーか。いや、裏工作をすればいいってもんでもないんですけどね。キャラ的には結構好きなんだけど、やっぱ攻めるべきとこでは少しは熱くなって欲しいです。落ち着きすぎ。
　あとは……なんだろ、やっぱ長いよね。ホントなら短いよりはいいと思うんですが、法廷パート引き伸ばし過ぎっつーか。大して意味のない繋ぎの証言や突っ込み（矛盾点の指摘）、または時間稼ぎのためにとりあえず逃げの突っ込みを入れるってのは1からあったわけですが、それがあまりに多いっつうか長いっつうか、正直ダレます。慣れてしまったせいでそう感じるのかもしれないけどね。
　まああれですよ、とりあえずやっとけっつーことで。AVG嫌いじゃなけりゃあね。