撮影ボックス

初心者でも小物の写真が綺麗に撮れるとかいうフォトラレビュー記事を見て、こういうのがあればろくに使わず眠らせているだけのコンデジを、ど素人の自分でも活かせるんじゃないだろうか! フォトラすげー! とか思ったんですが、フォトラって3万円くらいするのね。ちょっと試してみようかなと言うにはさすがに高い。
そこで、ちょいと調べてみたところ、撮影ボックスってのを使うと、なんかよさげな写真が撮れるらしいんですよ。値段は大体3,000円くらい。いくつか種類があるみたいなんですけども、大体は以下の写真のような感じ。

撮影ボックス 撮影ボックス 撮影ボックス

普段は左の写真のように折りたたまれた状態で、真ん中と右の写真のように、箱状にしてバックシートを敷いたところに小物を置いて撮影する、らしい。こうやって周りを囲って光を直接ではなく周り込ませて当てるのがどうたらとか。上面、側面が拡散板の役目を果たすので、外側から照明を照らしてやるといいとか悪いとか。まあなんかそんな感じらしいです。説明になってない? なぁに、いつものことだよ。

撮影ボックステスト

まずはバックシートだけで、周りを囲っていない状態で撮ってみた。照明は天井の蛍光灯のみ。シートだけでもいいんじゃね、とか思わなくもないが、黒いところは真っ黒に潰れてしまってよくわかりませんな。なんでシュールくんなんだよ、という突っ込みはなしの方向でお願いします。いや、ただ単に手頃な小物が見当たらなかっただけなんですけどね。

撮影ボックステスト

周りを囲うとこんな感じ。ちょっと暗くなったけども、なんかいい感じになってきたような気がする。潰れてた黒い部分(つってもシュールくんは身体全体が黒ですが)の立体感がわかるようになった。光の周り込み(笑)とか思ってすんません。

撮影ボックステスト

左右からLED卓上ライトで照らしてみた。明るすぎた気もしますが、全体がはっきりとわかるようになった(その分小汚さも目立つようにはなりましたが)。商品紹介用の写真で、ああ、こんな感じの写真あるよねというぐらいに見えないこともない……気がするようなしないような微妙なところではありますが、最初の写真に比べれば明らかにそれっぽくはなっていると思います。

撮影ボックステスト 撮影ボックステスト 撮影ボックステスト

確か何かのおまけで入手した初代ガンダム。小さい割に良く可動するので適当にポーズ付けて撮ってみた。左から囲い無し、囲い有り、囲いと照明有り。照明でうまいこと影を消すとかどっかに書いてあったんだけども、なるほど、こういうことか。ちょっとボケてる(ピントが甘いとか言うんでしょうか)のは知らないっぷりで。

撮影ボックステスト

ミュシャの作品を立体化(フィギュア化)したヤツ。何かコンビニで売ってたのを買った気がするけどよく覚えていない。他の写真に比べればなんぼか良く撮れた気がしないでもない。

撮影ボックステスト 撮影ボックステスト 撮影ボックステスト

っつーか何か萌えフィギュアとか持ってねえのかよ俺! と思って探していたら、大分昔に試しに買ってみたfigma(わりと安価な可動式フィギュア)のハルヒさんを発掘した。へー、なかなか良く動くもんだなあとちょっといじって後はずっとダンボールの底に放置されたままでしたが、ようやく役に立つ日が来ましたな! まあ、後はまた仕舞いこんで、処分するまで二度と出す機会はなさそうですけども。この写真も左から囲い無し、囲い有り、囲いと照明有りなんですが、最後のは照明が明るすぎるんでしょうかね。影はともかく、色合い的には2枚目が良い感じに見えるなあ。
はい、まあ撮影ボックスで撮るとこんな感じなわけですよ。照明をもう少し工夫すれば、私なんぞでもかなりいい感じの写真が撮れそうな気がします。気がするだけかもしれませんが、まあ、なんぼかそれっぽい写真が撮れるのはわかったのでヨシとしましょう。1,000円くらいで撮影ボックスを自作してる人もいるみたいですが、まあ手間だのを考えれば、3,000円くらいならば買っても損はしないんじゃないですかね。大きめのサイズとかもあるみたいですし、ちょっとした小物だとかフィギュアだとか、鞄だとか靴だとか、なんかそういうものの写真を撮ってブログに載せたりしたいんだぜっていう人にはいいんじゃないかと思います。
私にとっての問題は、すでにある程度満足してしまったので今後使うことがあるだろうかということですね。いやあ、よく考えたら(よく考えなくとも)特に撮りたいものとかないんですわ。う~ん、エアガンとかモデルガンの写真でも撮ればいいんですかね。まあ気が向いたらまた何か撮ってみることにしましょう。

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