迷宮内は、ワイヤーフレームを模したAAで、3Dダンジョン風に表示されます。冒険者は常にランタンの類を携帯しており、それによって一応の視界は得られますが、さらに広い範囲を見通すためには、「光明」「増光」の呪文を唱える必要があります。
なお、各階のマップサイズは16×16になっています。
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迷宮内は通常、通路と扉、階段、いくつかの部屋などで構成されています。部屋には玄室と呼ばれる特別な部屋(あるいは空間)が存在し、そこではほぼ確実に宝箱を守るモンスターが出現します。一度倒した玄室のモンスターは通常、その階にいる限り再度出現することはありませんが、階を移動したり、冒険の再開をすることで再配置されます。また、通路でも稀に、徘徊するモンスターと遭遇することがあります。
迷宮内にはいくつかの罠が存在し、冒険者たちを危険に陥れます。
迷宮内の罠 | 解説 |
隠し扉 | 幻影の魔法により、壁に偽装された扉です。「光明」「増光」の呪文によって見破ることが出来ます。あくまでも見えないというだけで、常に蹴破って開けることが可能です。呪文を使っていなくとも、能力判定に成功すれば見破ることが可能で、盗賊や忍者がいると成功率が上がります。 |
一方通行の扉 | 片側からは扉として機能しますが、反対側は壁になっている不思議な扉です。外見は普通の扉と区別がつきません。うっかり蹴破ってしまうと帰り道を見失うことになりかねませんので、注意が必要です。 |
回転床 | 上に乗るたびにランダムに回転する床です。冒険者の方向感覚を狂わせます。 |
ピット | 底に針状の突起などが仕掛けられた落とし穴で、落ちるとダメージを受けます。能力判定に成功すると回避することが可能で、盗賊や忍者は回避しやすくなっています。 |
シュート | 下の階に落ちる落とし穴です。落ちてもダメージは受けません。外見は普通の床と区別がつかないので注意が必要ですが、場合によっては移動手段の一つとして重宝します。 |
ダークゾーン | 暗闇の魔法がかけられ、まったく視界が利かない区画です。この区画では「光明」「増光」の効果も打ち消されます。 |
ワープポイント | 瞬時に別の場所にテレポートさせられる地点です。飛ばされる場所は大抵決まっているので、場合によっては移動手段の一つとして重宝します。 |
キャンプとは、ダンジョン内で簡易結界を張り、短時間の休息をとることです。パーティーの再編成(並び順の変更)、ステータスの確認、呪文の使用、装備、アイテムの使用、アイテムの受け渡し、司教によるアイテムの鑑定などを行うことが出来ます。
なお、「光明」「増光」や、「識別」、「空壁」を使用していると、キャンプ画面で、現在パーティーにどの呪文効果がかかっているのかが表示されます。
ダンジョン内で行えるその他の行動です。
コマンド | 解説 |
冒険の中断 | 現在行動しているパーティーの冒険を中断し、場面を城下町に戻します。町外れの「冒険の再開」で、中断した冒険を再開出来ます。 |
仲間を探す | 同位置にいる別パーティーの冒険者を探します。パーティーに空きがある場合には、見つけた冒険者をパーティーに加えることが出来ます。 |
仲間から外す | パーティーから何人かの冒険者を外し、別パーティーを構成します。 |
戦闘や罠によって、全員が麻痺、石化、死亡、灰化などの自然回復しない行動不能状態に陥った場合、パーティーは全滅したとみなされます。全滅したときには、パーティーの亡骸はその場に放置され、場面は城下町に戻ります。彼らを蘇生させるためには、別パーティーによって死体を回収する必要があります。
ランダムテレポートなどにより石の中に実体化してしまうと、パーティーは一瞬にして全滅します。その場合、迷宮にかけられた魔法(あるいは呪い)ゆえか、通常の全滅とは異なり、パーティーの死体は迷宮の外に転送され、衛兵の手によって寺院に運び込まれます。