シナリオ感想について寄せられた質問などへの解答。
Q:感想じゃなくて批評じゃねえの? |
A: 確かに感想と言いつつも、批評じみた文章になっているように思います。これは、作者向けの感想であると同時に、一般プレイヤへのシナリオ紹介でもあるという無謀な考えがあったことと、CW界のシナリオ批評への風当たりが強いことから、「感想」という題が一番無難であろうと判断したためです。だからと言って、「個人的な感想なのだから文句を言うな」などと言うつもりはありません。 本来は批評と題すべきなのでしょうが、多数のシナリオをプレイして詳細な分析をするのは困難であるために、個人的な感想を多く含んだ文章になってしまうので、あえて「感想」という題にしているというのが現状です。 |
Q:感想でも批評でもなく、批判では? |
A: 言われて初めて、批判という言葉の意味をよくわかっていないことに気がつき、慌てて辞書を引いてみました。 【感想】ある事について心に感じた想い。 【批評】物事の良し悪しについて意見を述べること。 【批判】物事の良し悪しを考え、その値打ちを判断すること。 なるほど、私としてはこれを見ると批評に一番近いのではないかと思えますが、ある意味シナリオの値打ちを判断していると言えるのかもしれません。ではシナリオ批判と題名を変えるべきでしょうか。 これは私だけかもしれませんが、批判という言葉にあまり良いイメージを持っていません。シナリオ批判などと聞くと、とにかくどんなシナリオでも悪く言ってやろうという風に聞こえてしまうのです。これもまた、無難であるという理由から、「感想」という題のままにしておきたいと思います。 |
Q:なんでこんな感想書いてるのさ? |
A: シナリオの紹介であると同時に、作者への感想という意味合いがあります。 CWのシナリオはかなりの数が存在するために、一体どのシナリオから手をつけて良いのやらまったくわからないという人も少なくないでしょう。そこで、個人的な感想ではあれど、作者の紹介文以外の文章を見てもらうことで、何らかの参考になれば良いと考えています。 また、シナリオ数が多く、プレイする人はいてもいちいち感想を書く人は少ないでしょうから、まったく感想を聞かせてもらえないという作者も多々存在すると思います。そこで、現在私はシナリオの感想を載せるたびにそのシナリオの作者へメールでお知らせしています。どんなヘッポコな感想(悪意に満ちた物を除く)であっても、それは苦労してシナリオを作製した作者へのささやかな報酬であり、次回への励みになると考えています。 |
Q:サイトで公開しないで、作者にメールで送れよ |
A: 一つや二つであれば私もそうするところです。しかしながら、あまりに数が多く、プレイするだけでもかなり苦労しますから、何らかの形でプレイしたことを利用しようと思ったのです。そこで、現在のような形で感想をHPに載せ、作者への感想としてだけでなく、シナリオ紹介としての役割を持たせるようにしました。正直、シナリオ紹介としての機能は怪しいところですが、実際に役に立っているとの報告もありましたので、まずまず成功ではないかと思っています。 |
Q:何故狂い系シナリオをことさらに酷評するのか? |
A: 私は狂い系だからといって酷評しているつもりはありません。人には好みというものがありますので、どういったジャンルのシナリオが優れているなどとは決して言えないのです。ですから、私はシナリオ作りで万人が認める事として、作り込み具合、つまりはどれだけ丁寧に作られているかという事を一番に考えています。この丁寧に作るというのは実は最低限やるべきことであって、本当なら丁寧に作られた上で初めてそのシナリオは面白いのか面白くないのかといった話が出来ると思います。もちろん、その丁寧さというのも人によって基準は異なるので難しいところですが。 残念ながら、狂い系シナリオは適当に作っても構わないという認識でもあるのか、何故か雑な作りのシナリオが多いのです。これでは、きちんとしたシナリオが作れないから狂い系と称して自分の未熟さを誤魔化していると取られても仕方がないのではないでしょうか。 私のまわりには、CWを始めてASKシナリオを楽しみ、そしてユーザシナリオのあまりの酷さにうんざりしてCWをやめてしまった人が大勢います。この酷いシナリオというのは、もちろん自分の趣味に合わないというものもあるでしょうが、その大半は作りがあまりに雑であるというものです。そういったユーザシナリオに絶望してCWをやめてしまう人を減らすためにも、最低限しっかりと作り込むことが必要だと考えています。 私はあくまでも出来の良くないシナリオを酷評しているのであって、狂い系シナリオを特に酷評しているわけではないのです。 |
Q:代筆ってなってんのがあるけど苦情あったらどうすんじゃいコラ |
A: どなたかに代筆して頂いた場合でも、最終的には私自身が確認しています。ですから、何か問題があるようでしたら私に言って頂いて結構です。 |
Q:ゲーム性ってどゆことサ |
A: なかなか答えにくい質問です。CWはゲームですから、本来そのシナリオ内の要素はすべてゲーム性をなしているとも言えるのですが、私の場合はストーリー性とゲーム性と言い分けることが多く、それゆえにゲーム性という言葉が私の感想内に単独で出てくる場合にもストーリー性とゲーム性に分けたうちのゲーム性であるというつもりで書いています。では、その場合のゲーム性とはどういうことかと言うと、「プレイヤが操作して遊べる部分」となるかもしれません。具体的には、ダンジョン等を(ある程度)自由に歩いたり調査・探索する場面、あるいは運任せだけではないミニゲーム等がそれに相当します。つまり、選択肢欄での選択やカードクリック、そしてアイテムの使用などによりある程度の分岐がなされる(その後分岐が収束するか否かは無関係)シナリオに対して、ゲーム性があると表現しているということになります。 |
Q:死ね |
A: 慌てずとも人間はいつか必ず死にます。気長に待ちましょう。 |
Q:アナタノしなりおモ面白クナイデース。人ノコト言エルノデスカー |
A: 完璧なシナリオを作る人にであればどんなにボロクソに言われても良いのかというと、恐らくそうは思わないことでしょう。そしてそれ以前に、この感想はあくまでも一プレイヤとしての個人的な意見であり、その意見を参考にするも無視するも作者の自由です。作者が自由に作品を公開出来る権利を持つように、プレイヤも自由に感想を述べる権利を持つと、私は考えています。だからといって文句を言うななどというつもりはなく、作者は気に入らない批評などに反論する権利も当然持っていますし、また、私としては納得のいく説明をしていただければ修正することも考えます。 |
Q:あんたの感想で傷つく人だっているんだぜ |
A: 傷つきたくないなら何もしないのが一番です。ただ誉めて欲しいだけなら仲間うちだけに公開すればよく、自サイトや、確実に不特定多数の目に触れるギルドなどに作品を公開するからには、それなりの覚悟をしてしかるべきであると考えます。 |
Q:文句を言うぐらいならシナリオやらないで下さい |
A: それは無理です。実際にシナリオをプレイしてみなければシナリオの内容がわかりません。それに、文句を言われたくないのであればシナリオを公開しなければ良いのです。同様のことが私にも言えますが、私は冷静に述べられた意見であれば歓迎します。シナリオ作者の方には、作品を不特定多数の人に向けて公開する人間として、是非ともプライドを持って欲しいところです。 一応言っておきますが、中傷の類は上記の限りではありません。 |
Q:CWを楽しみたいだけなんだから、勝手に感想載せてんじゃねえよ |
A: CWを楽しみたいのは私も同様です。ただ、プレイして楽しむのと、シナリオを作って楽しむのと、作ったシナリオを皆にプレイしてもらうという楽しみ方では、それぞれ違った心構えが必要なのではないかと思います。 ただのプレイヤは非常に自分勝手な存在です。シナリオが面白いかどうかは好みに左右されますし、それぞれのシナリオについて感想を述べるのはプレイヤの自由です。 シナリオを作って楽しむというのも自分の好きなシナリオを作って楽しめば良いのです。 では、その作ったシナリオをギルドで公開する場合はどうでしょう。不特定多数の人間にプレイをしてもらいたいからこそ公開するわけで、面白いと言ってくれる人もいればつまらないという人もいるでしょう。所詮は好みですから、これは当然のことです。「カードワースを楽しみたいだけなのだから、勝手に感想を載せるな」という意見は一見正しいように思えるかもしれませんが、実際これは「カードワースを楽しみたいだけなのだから、つまらないシナリオをギルドに登録するな」という暴言と同様の意見であると考えます。 勘違いして欲しくないのは、別段私は文句を言うななどとは思ってはいないということです。私の書いた感想があまりに不当であり、その内容に文句があるのならば修正もやむをえないと考えています。しかしながら、「個人的にシナリオを気に入らなかったので削除して欲しい」という要望が受け入れられないのであれば、「個人的に感想を気に入らなかったので削除して欲しい」という要望もまた受け入れるつもりはありません。そして、私としては今後より良いシナリオを作製して欲しいと考えているだけで、シナリオを削除しろなどとは思ってはいません。 ほぼすべてのプレイヤは、カードワースを楽しみたいだけの一介のプレイヤであり、作者の太鼓持ちなどではないことをご理解下さい。同様に、私の感想もそういった批判の対象になりえるものであり、内容に関して思うところがあるのならば、載せるななどという非建設的な意見ではなく、何が問題で、どういった修正をすれば良いのかという意見をお聞かせ願えれば幸いです。 |
Q:レベル比ってなんスか |
A: CWの攻撃スキル等において、そのダメージ量の指定方法は二つあり、「レベルに対応する値」「値の直接入力」となっています(「最大値処理」というのもありますが、まあ最大の値を指定するようなもんです)。「レベルに対応する値」というのは、レベル×何点のダメージという風に、レベルに応じて与えるダメージが変化するというもので、「値の直接入力」というのはその名の通り、何点のダメージを与えるという風に値を直接指定するものです。この二つのうちの、「レベルに対応する値」のことを、レベル比ダメージ、などと呼んでいます。 |