エディタ [PC作成]
「施設」タブ内の「PC作成と転職」タブの上部では、訓練場で冒険者を作成する際の年齢などを設定します。
- PC最大登録数
訓練場に登録出来る上限数です。基本(かつ最低数)は36で、最大で120まで増やせます。
既存のシナリオで保存されたセーブデータ(プレイデータ)を読み込む場合、最大登録数を増やす場合は問題ありませんが、減らした場合には、訓練場の並び順で最大登録数を上回る分のPCは消えてしまいますので注意して下さい。
- 年齢
冒険者作成時の初期年齢を計算式で指定します。冒険者のデータをpcで参照出来ますが、作成途中の冒険者のデータを参照するため、種族・職業・性別・性格辺りの参照にとどめておくのが無難です。計算の結果が 1 ~ 9999999 になるようにして下さい。
- 所持金
冒険者作成時の所持金を計算式で指定します。冒険者のデータをpcで参照出来ますが、作成途中の冒険者のデータを参照するため、種族・職業・性別・性格辺りの参照にとどめておくのが無難です。計算の結果が 0 ~ 999,999,999,999 になるようにして下さい。
- ボーナスダイス
冒険者作成時の特性値ボーナスを決めるダイスロールを、a D b + c の形で指定します。a, b, c それぞれは計算式(ダイスロール不可)で指定し、作成中の冒険者のデータの一部(pc.Sex[ ], pc.Ali[ ], pc.Race[ ], pc.raceCommentNum[ ])を参照出来ます。ボーナスを0にしたいときは 0Db + 0 にして下さい。「ボーナスダイスの出目が最大値だったら再度振って足す」にチェックが入っている場合、ダイスロールの結果が最大値のときに、再度 aDb + c を振り、先の結果に加えます。再ロール時も最大値であれば、さらに同じことを繰り返します。ただし、全特性値が最大になるまで割り振れる値がボーナスの限度値で、それ以上は意味がありません。
Wiz仕様にするのであれば、チェックありの 1D6 + 4 にします。結果が5~9ならばそのままですが、10の場合は最大値ですので再度ダイスを振り、10 + (1D6 + 4) 、つまり15~20となります。20の場合はまた最大値を振っているので、20 + (1D6 + 4) と、延々繰り返します。
- アイテム
PC作成時に持たせるアイテムを設定します。条件式、所持アイテム、装備状態を<>区切りで記述し、改行区切りで上から順に判定を行い、判定に成功した行のアイテムを所持させることが出来ます。
条件式は作成したPCの職業(pc.Class[ ])、種族(pc.Race[ ])、性格(pc.Ali[ ])、性別(pc.Sex[ ])を用いて記述します。[ ] 内には 0~最大値-1 の数字を入れて職業や種族等を指定します。
所持アイテムはアイテムの番号で指定します。カンマ区切りで複数指定することも出来ますが、種族と職業によるアイテムの最大所持数を超える分は無視されます。
装備状況は false なら装備せず、true なら装備可能なアイテムを装備させます。
例
pc.Class[0]<>1,46<>true
pc.Class[1] && pc.Race[1]<>12,43<>true
pc.Class[1] || pc.Class[4]<>5<>true
true<>6<>false
上記のように書かれている場合、まずは1行目の判定を行い、PCが職業0番の戦士であればアイテム1番の長剣とアイテム46番の胸当てを装備します。戦士でない場合には2行目の判定に移り、今度は職業1番の魔法使いで、かつ種族1番のエルフであれば、アイテム12番の玻璃の杖とアイテム43番のローブを装備します。次の行では、職業1番の魔法使いか、もしくは職業4番の司教であればアイテム5番の杖を装備します。最後の行では条件式がtrueになっているため、職業等によらず、ここまでの判定に成功しなかった全PCにアイテム番号6番の短刀を装備せずに持たせます。