1. 老い木に花が咲く (おいきにはながさく)
  2. 老い木は曲がらぬ (おいきはまがらぬ)
  3. 老いたる馬は道を忘れず (おいたるうまはみちをわすれず)
  4. 追風に帆を揚ぐ (おいてにほをあぐ)
  5. 老いては子に従え (おいてはこにしたがえ)
  6. 老いてはますます壮んなるべし (おいてはますますさかんなるべし)
  7. 老いの一徹 (おいのいってつ)
  8. 横行闊歩 (おうこうかっぽ)
  9. 王侯将相寧ぞ種あらんや (おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
  10. 横行覇道 (おうこうはどう)
  11. 黄金分割 (おうごんぶんかつ)
  12. 王政復古 (おうせいふっこ)
  13. 応接に暇あらず (おうせつにいとまあらず)
  14. 負うた子に教えられて浅瀬を渡る (おうたこにおしえられてあさせをわたる)
  15. 負うた子より抱いた子 (おうたこよりだいたこ)
  16. 王道楽土 (おうどうらくど)
  17. 横眉怒目 (おうびどもく)
  18. 応病与薬 (おうびょうよやく)
  19. 往返徒労 (おうへんとろう)
  20. 大男総身に知恵が回りかね (おおおとこそうみにちえがまわりかね)
  21. 大風が吹けば桶屋が儲かる (おおかぜがふけばおけやがもうかる)
  22. 大きい薬缶は沸きが遅い (おおきいやかんはわきがおそい)
  23. 大阪の食い倒れ (おおさかのくいだおれ)
  24. 大盤振舞 (おおばんぶるまい)
  25. 大目玉を食う (おおめだまをくう)
  26. 大目に見る (おおめにみる)
  27. 陸に上がった河童 (おかにあがったかっぱ)
  28. 岡目八目 (おかめはちもく)
  29. 傍目八目 (おかめはちもく)
  30. 起きて半畳寝て一畳 (おきてはんじょうねていちじょう)
  31. 沖な物あて (おきなものあて)
  32. 屋烏の愛 (おくうのあい)
  33. 屋下に屋を架す (おくかにおくをかす)
  34. 屋上屋を架す (おくじょうおくをかす)
  35. 奥歯に衣を着せる (おくばにきぬをきせる)
  36. おくびにも出さない (おくびにもださない)
  37. 驕る平家は久しからず (おごるへいけはひさしからず)
  38. 奢る者は心嘗に貧し (おごるものはこころつねにまずし)
  39. お先棒を担ぐ (おさきぼうをかつぐ)
  40. 教うるは学ぶの半ば (おしうるはまなぶのなかば)
  41. 遅牛も淀早牛も淀 (おそうしもよどはやうしもよど)
  42. 遅かりし由良之助 (おそかりしゆらのすけ)
  43. 恐れ入谷の鬼子母神 (おそれいりやのきしもじん)
  44. 小田原評定 (おだわらひょうじょう)
  45. 落ち武者は薄の穂にも怖ず (おちむしゃはすすきのほにもおず)
  46. お茶を濁す (おちゃをにごす)
  47. 落つれば同じ谷川の水 (おつればおなじたにがわのみず)
  48. 頤が落ちる (おとがいがおちる)
  49. 頤で蠅を追う (おとがいではえをおう)
  50. 頤を解く (おとがいをとく)
  51. 男心と秋の空 (おとこごころとあきのそら)
  52. 男の目には糸を張れ (おとこのめにはいとをはれ)
  53. 男は敷居を跨げば七人の敵あり (おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
  54. 男は度胸女は愛嬌 (おとこはどきょうおんなはあいきょう)
  55. 男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く (おとこやもめにうじがわきおんなやもめにはながさく)
  56. 同じ穴の貉 (おなじあなのむじな)
  57. 鬼が出るか蛇が出るか (おにがでるかじゃがでるか)
  58. 鬼に金棒 (おににかなぼう)
  59. 鬼の居ぬ間に洗濯 (おにのいぬまにせんたく)
  60. 鬼の霍乱 (おにのかくらん)
  61. 鬼の空念仏 (おにのそらねんぶつ)
  62. 鬼の目にも涙 (おにのめにもなみだ)
  63. 鬼も十八番茶も出花 (おにもじゅうはちばんちゃもでばな)
  64. 己れの頭の蠅を追え (おのれのあたまのはえをおえ)
  65. 己れの欲せざるところは人に施すなかれ (おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ)
  66. 斧を掲げて淵に入る (おのをかかげてふちにいる)
  67. 尾羽打ち枯らす (おはうちからす)
  68. 十八番 (おはこ)
  69. お鉢が回る (おはちがまわる)
  70. 帯に短し襷に長し (おびにみじかしたすきにながし)
  71. お百度を踏む (おひゃくどをふむ)
  72. 尾鰭を付ける (おひれをつける)
  73. 溺れる者は藁をも掴む (おぼれるものはわらをもつかむ)
  74. お前百までわしゃ九十九まで (おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
  75. 御神酒上がらぬ神はない (おみきあがらぬかみはない)
  76. 思い内にあれば色外に現る (おもいうちにあればいろそとにあらわる)
  77. 思い立ったが吉日 (おもいたったがきちじつ)
  78. 思い半ばに過ぐ (おもいなかばにすぐ)
  79. 思うこと言わぬは腹ふくる (おもうこといわぬははらふくる)
  80. 思うこと一つ叶えばまた一つ (おもうことひとつかなえばまたひとつ)
  81. 思う仲には垣をせよ (おもうなかにはかきをせよ)
  82. 思うに別れて思わぬに添う (おもうにわかれておもわぬにそう)
  83. 思う念力岩をも通す (おもうねんりきいわをもとおす)
  84. 親思う心に勝る親心 (おやおもうこころにまさるおやごころ)
  85. 親が親なら子も子 (おやがおやならこもこ)
  86. 親子は一世 (おやこはいっせ)
  87. 親擦れより友擦れ (おやずれよりともずれ)
  88. 親に似ぬ子は鬼っ子 (おやににぬこはおにっこ)
  89. 親の意見と冷や酒は後で効く (おやのいけんとひやざけはあとできく)
  90. 親の因果が子に報う (おやのいんががこにむくう)
  91. 親の恩は子を持って知る (おやのおんはこをもってしる)
  92. 親の心子知らず (おやのこころこしらず)
  93. 親の十七子は知らぬ (おやのじゅうしちこはしらぬ)
  94. 親の臑を齧る (おやのすねをかじる)
  95. 親の七光り (おやのななひかり)
  96. 親の光は七光り (おやのひかりはななひかり)
  97. 親の欲目 (おやのよくめ)
  98. 親馬鹿子馬鹿 (おやばかこばか)
  99. 親は無くとも子は育つ (おやはなくともこはそだつ)
  100. お山の大将俺一人 (おやまのたいしょうおれひとり)
  101. 泳ぎ上手は川で死ぬ (およぎじょうずはかわでしぬ)
  102. 終わりよければ全てよし (おわりよければすべてよし)
  103. 尾を振る犬は叩かれず (おをふるいぬはたたかれず)
  104. 恩威並行 (おんいへいこう)
  105. 温厚篤実 (おんこうとくじつ)
  106. 温故知新 (おんこちしん)
  107. 音信不通 (おんしんふつう)
  108. 怨憎会苦 (おんぞうえく)
  109. 音吐朗朗 (おんとろうろう)
  110. 女心と秋の空 (おんなごころとあきのそら)
  111. 女賢しゅうして牛売り損なう (おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
  112. 女三人あれば身代が潰れる (おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
  113. 女三人よれば姦しい (おんなさんにんよればかしましい)
  114. 女の目には鈴を張れ (おんなのめにはすずをはれ)
  115. 女は三界に家無し (おんなはさんがいにいえなし)
  116. 女やもめに花が咲く (おんなやもめにはながさく)
  117. 乳母日傘 (おんばひがさ)
  118. 厭離穢土 (おんりえど)
  119. 温良恭倹 (おんりょうきょうけん)
  120. 恩を仇で返す (おんをあだでかえす)
  121. 恩を以て怨みに報ず (おんをもってうらみにほうず)