1. 贔屓の引き倒し (ひいきのひきたおし)
  2. 非学者論に負けず (ひがくしゃろんにまけず)
  3. 日陰の豆も時が来ればはぜる (ひかげのまめもときがくればはぜる)
  4. 光るほど鳴らぬ (ひかるほどならぬ)
  5. 引かれ者の小唄 (ひかれもののこうた)
  6. 低き所に水溜まる (ひくきところにみずたまる)
  7. 日暮れて道遠し (ひくれてみちとおし)
  8. 鬚の塵を払う (ひげのちりをはらう)
  9. 卑下も自慢のうち (ひげもじまんのうち)
  10. 庇を貸して母屋を取られる (ひさしをかしておもやをとられる)
  11. 膝とも談合 (ひざともだんごう)
  12. 飛耳長目 (ひじちょうもく)
  13. 美辞麗句 (びじれいく)
  14. 美人薄命 (びじんはくめい)
  15. 尾生の信 (びせいのしん)
  16. 皮相浅薄 (ひそうせんぱく)
  17. 皮相の見 (ひそうのけん)
  18. 鼻息を仰ぐ (びそくをあおぐ)
  19. 顰みに倣う (ひそみにならう)
  20. 尾大掉わず (びだいふるわず)
  21. 左団扇で暮らす (ひだりうちわでくらす)
  22. 飛鳥尽きて良弓蔵る (ひちょうつきてりょうきゅうかくる)
  23. 羊を以て牛に易う (ひつじをもってうしにかう)
  24. 匹夫罪なし璧を懐いて罪あり (ひっぷつみなしたまをいだいてつみあり)
  25. 匹夫の勇 (ひっぷのゆう)
  26. 匹夫も志を奪うべからず (ひっぷもこころざしをうばうべからず)
  27. 必要は発明の母 (ひつようははつめいのはは)
  28. 人衆ければ天に勝つ (ひとおおければてんにかつ)
  29. 人こそ人の鏡 (ひとこそひとのかがみ)
  30. 一つ穴の貉 (ひとつあなのむじな)
  31. 人と入れ物は有り次第 (ひとといれものはありしだい)
  32. 人と屏風は直には立たず (ひととびょうぶはすぐにはたたず)
  33. 人に高下無し心に高下有り (ひとにこうげなしこころにこうげあり)
  34. 人に三怨有り (ひとにさんえんあり)
  35. 人には添うてみよ馬には乗ってみよ (ひとにはそうてみようまにはのってみよ)
  36. 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し (ひとのいっしょうはおもにをおうてとおきみちをゆくがごとし)
  37. 人の噂も七十五日 (ひとのうわさもしちじゅうごにち)
  38. 人の己れを知らざるを患えず (ひとのおのれをしらざるをうれえず)
  39. 人の口に戸は立てられぬ (ひとのくちにとはたてられぬ)
  40. 人の車に乗る者は人の患えに載る (ひとのくるまにのるものはひとのうれえにのる)
  41. 人の心は九分十分 (ひとのこころはくぶじゅうぶ)
  42. 人の子の死んだより我が子の転けた (ひとのこのしんだよりわがこのこけた)
  43. 人の牛蒡で法事する (ひとのごぼうでほうじする)
  44. 人の宝を数える (ひとのたからをかぞえる)
  45. 人の七難より我が十難 (ひとのしちなんよりわがじゅうなん)
  46. 人の疝気を頭痛に病む (ひとのせんきをずつうにやむ)
  47. 人の女房と枯れ木の枝振り (ひとのにょうぼうとかれきのえだふり)
  48. 人の蠅を追うより自分の頭の蠅を追え (ひとのはえをおうよりじぶんのあたまのはえをおえ)
  49. 人の鼻息を仰ぐ (ひとのはないきをあおぐ)
  50. 人のふり見て我がふり直せ (ひとのふりみてわがふりなおせ)
  51. 人の褌で相撲を取る (ひとのふんどしですもうをとる)
  52. 人の将に死なんとするその言うや善し (ひとのまさにしなんとするそのいうやよし)
  53. 人は一代名は末代 (ひとはいちだいなはまつだい)
  54. 人はパンのみにて生くるにあらず (ひとはぱんのにみにていくるにあらず)
  55. 人は眉目よりただ心 (ひとはみめよりただこころ)
  56. 人は病の器 (ひとはやまいのうつわ)
  57. 一人口は食えぬが二人口は食える (ひとりぐちはくえぬがふたりぐちはくえる)
  58. 一人娘と春の日はくれそうでくれぬ (ひとりむすめとはるのひはくれそうでくれぬ)
  59. 人を射んと欲すれば先ず馬を射よ (ひとをいんとほっすればまずうまをいよ)
  60. 人を怨むより身を怨め (ひとをうらむよりみをうらめ)
  61. 人を恃むは自ら頼むに如かず (ひとをたのむはみずからたのむにしかず)
  62. 人を使うは苦を使う (ひとをつかうはくをつかう)
  63. 人を使うは使わるる (ひとをつかうはつかわるる)
  64. 人を呪わば穴二つ (ひとをのろわばあなふたつ)
  65. 人を見たら泥棒と思え (ひとをみたらどろぼうとおもえ)
  66. 人を見て法を説け (ひとをみてほうをとけ)
  67. 人を以て鑑となす (ひとをもってかがみとなす)
  68. 人を以て言を廃せず (ひとをもってげんをはいせず)
  69. 脾肉の嘆 (ひにくのたん)
  70. 火の無い所に煙は立たぬ (ひのないところにけむりはたたぬ)
  71. 火は火元から騒ぎ出す (ひはひもとからさわぎだす)
  72. 眉目秀麗 (びもくしゅうれい)
  73. 百尺竿頭 (ひゃくしゃくかんとう)
  74. 百尺竿頭一歩を進む (ひゃくしゃくかんとういっぽをすすむ)
  75. 百戦百勝は善の善なる者にあらず (ひゃくせんひゃくしょうはぜんのぜんなるものにあらず)
  76. 百戦錬磨 (ひゃくせんれんま)
  77. 百日の説法屁一つ (ひゃくにちのせっぽうへひとつ)
  78. 百年河清を俟つ (ひゃくねんかせいをまつ)
  79. 百聞は一見に如かず (ひゃくぶんはいっけんにしかず)
  80. 百里を行く者は九十を半ばとす (ひゃくりをゆくものはきゅうじゅうをなかばとす)
  81. 冷や酒と親の意見は後薬 (ひやざけとおやのいけんはあとぐすり)
  82. 百花斉放 (ひゃっかせいほう)
  83. 百家争鳴 (ひゃっかそうめい)
  84. 百花繚乱 (ひゃっかりょうらん)
  85. 百鬼夜行 (ひゃっきやこう)
  86. 百発百中 (ひゃっぱつひゃくちゅう)
  87. 氷山の一角 (ひょうざんのいっかく)
  88. 平仄が合わぬ (ひょうそくがあわぬ)
  89. 氷炭相容れず (ひょうたんあいいれず)
  90. 瓢箪から駒 (ひょうたんからこま)
  91. 瓢箪で鯰を押さえる (ひょうたんでなまずをおさえる)
  92. 瓢箪に釣り鐘 (ひょうたんにつりがね)
  93. 瓢箪の川流れ (ひょうたんのかわながれ)
  94. 比翼の鳥 (ひよくのとり)
  95. 比翼連理 (ひよくれんり)
  96. 火を避けて水に陥る (ひをさけてみずにおちいる)
  97. 火を以て火を救う (ひをもってひをすくう)
  98. 牝鶏晨す (ひんけいあしたす)
  99. 品行方正 (ひんこうほうせい)
  100. 貧者の一灯 (ひんじゃのいっとう)
  101. 貧すれば鈍する (ひんすればどんする)
  102. 貧にして楽しむ (ひんにしてたのしむ)
  103. 貧の盗みに恋の歌 (ひんのぬすみにこいのうた)
  104. 貧乏人の子沢山 (びんぼうにんのこだくさん)
  105. 貧乏は達者の基 (びんぼうはたっしゃのもと)
  106. 貧乏暇無し (びんぼうひまなし)