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獄中のポエム師 - [差し入れ]


おまえのナイフ
磨かれ 輝くけれど
まだ 血の味を知らない

ただ傷つけるためだけの存在理由を
無惨に奪われてなお
美しく 陰湿に
磨かれ続ける

knives
揺らめく蝋燭の炎に
神経質に反応しながら
来るはずのない時を
待っている

いつかそのナイフを
汚そう
私の涙で

屈辱に燃える刃は
その時初めて
癒されるだろう


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