Javardryの操作方法

 操作はキーボードかゲームパッドで行います。一応マウス操作も可能です。

操作キー、ボタン

 デフォルト設定は以下の通りですが、キー設定にてキーボードのキーやゲームパッドのボタンの設定変更が出来ます。

ゲームパッド操作

 実行時の引数、もしくは実行中のOptionにてゲームパッド操作をonにすることでゲームパッドで操作が出来ます。ただし、複数ボタンの同時押しには対応していないため、Shift + 左右キーでの左右移動は出来ません(一つのボタンでの左右移動は可能です)。ゲームパッドや実行環境によってボタンの識別名が異なるため、Optionの Key test にて識別名を調べ、キー設定を行って下さい。
 Linux環境の場合には、ネイティブライブラリ(libjinput-linux.so, libjinput-linux64.so)を入れたディレクトリにパスを通して共有ライブラリとして認識させ、さらに /dev/input/* のパーミッションを所有者以外も読めるよう変更する必要があります。
 Javardryの機能によらずゲームパッドを使いたい場合には、JoyToKey(Windows)やQJoyPad(Linux)等のゲームパッドからの入力をキーボードの入力に変換する類のフリーソフトを利用して下さい。

マウス操作

 実行時の引数、もしくは実行中のOptionにてマウス操作をonにすると、画面のクリックで操作が出来るようになります。
 以下に示した範囲を左クリックすることで、対応するキーの動作を行います。右クリックはキャンセルキー動作になっています。
 タッチ操作時には、長押し後に離す動作が右クリック動作になっていることもあり、ボタンの長押しによる連打動作には対応していません。その代わり、HoldDownをクリックすることで、直前に押したキーの長押し動作を行うことが出来ます。次に何かのキーを押す(クリックする)ことで長押しは解除されます。

キー設定

 dataディレクトリ内にある keyConfig.txt で操作用のキーボードのキーやゲームパッドのボタンを設定することが出来ます。起動中には反映されませんので、keyConfig.txt を書き換えた場合はJavardryを再起動して下さい。

 設定項目に以下の識別名を記述(カンマ区切りで複数設定可)することで、対応するキーやボタンを設定します。キーやボタンに対応する識別名は、Optionの Key test で調べることが出来ます。なお、Enter、Escape、Altは設定変更することが出来ません。

 未設定(設定項目が空欄)の場合は以下のデフォルト設定となります。

      KEY_UP = "up, numpad8, gamepad_up"
      KEY_DOWN = "down, numpad2, gamepad_down"
      KEY_RIGHT = "right, numpad6, gamepad_right"
      KEY_LEFT = "left, numpad4, gamepad_left"
      KEY_SHIFT = "shift"
      KEY_SHIFT_RIGHT = "numpad9, gamepad_5, gamepad_zUp"
      KEY_SHIFT_LEFT = "numpad7, gamepad_4, gamepad_zDown"
      KEY_ENTER = "space, z, numpad5, gamepad_0"
      KEY_CANCEL = "backspace, x, numpad0, gamepad_1"
      KEY_STATUS = "s, numpad3, gamepad_6"
      KEY_SUBMENU = "a, numpad1, gamepad_2"
      KEY_MAP = "c, m, add, gamepad_3"
      KEY_RESET = "r"
      KEY_DEBUG = "p"

デバグコマンド

 シナリオデータでデバグコマンドが許可されている場合には、デバグ用のコマンドを使用することが出来ます。キーボードのPキーを押すとテキスト入力フィールドが表示されるので、そこに下記のコマンド([ ] は不要)を打ち込んでEnterキーを押して下さい。空欄の状態でEnterキーを押すか、もしくはESCキーを押すと入力フィールドが消えます。
 実行結果はコンソール(コマンドプロンプト、端末)に表示されますので、結果表示のされるデバグコマンドを利用する際にはコンソール(コマンドプロンプト、端末)からの起動が必要です。