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ゲームレビュー - [Win]


痕 - きずあと -

 リーフのビジュアルノベルシリーズ第二弾。
 伯父の死後、その四人の娘と暮らして鶴来屋グループの社長兼会長代理を務めていた父。その父が死に、主人公は大学の夏休みに柏木家へとやってきた。従姉妹の四姉妹との生活の中、毎夜見る不気味な夢。夢と現実、欲望と理性、そして癒されぬ痕(きずあと)。
 前作(雫)よりシナリオの幅は広がっており、所謂萌え要素もまた多くなっているように思う。それが良いのか悪いのかはとりあえず置いておく。話の深みのような物は前作には適わないが、雰囲気は悪くないし、それなりには楽しめる作品には違いない。前作とは違い、どれかエンディングを見た後でも以前セーブした個所からプレイ出来るので格段にプレイしやすくなっているのは良い。


雫 - しずく -

 リーフのビジュアルノベルシリーズ第一弾。
 一人のクラスメートが開いた狂気の扉。そこから垣間見える狂気の世界に憧れる主人公。そして、主人公は狂気の世界に足を踏み入れてゆく……。
 私好みの毒電波な感じの学園物である。絵に少し癖があるのだが、このゲームの面白さは主に文章によるものなので、文章を読むのが嫌いというのでなければ楽しめるであろう。詳しくはわからないが、エロゲ界にVNブームをおこしたのは多分このゲームなのだろう。それだけに、内容もそれなりであるのは間違いないので、まぁ安心してプレイ出来るゲームではないかと思う。ただ、すべてのエピソードを見るために何度も初めからプレイし直すのはちいとウンザリさせられる。


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