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ゲームレビュー - [Others]


探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに

 探偵 神宮寺三郎シリーズの第六弾で、私がプレイしたのはサターン版である。プレステでも出ているらしいが、どちらが先であるとかそういった事はまったく知らない。ファミコンよりもハードの性能が格段に上がっているため、グラフィック、サウンドなどはファミコン時代とは比べ物にならない(前作「未完のルポ」ですでに移っているが、未プレイ)。それでいて、無駄に技術を使っているという感じではなく、昔からの神宮寺ファンも安心して遊べるだろう。
 今回は神宮寺と洋子の過去にまつわる話が多少からんでくる話になっている。難易度は低めで、AVGの初心者でも特に苦労せずクリア出来るだろう。また、章ごとに人物を選択し、複数の人物の視点から事件を見ることが出来るのだが、不必要と思われるパートもいくつか存在する。欠点はそれぐらいだろうか。神宮寺ファンも、そうでない人にも楽しめる良作である。
 ところで、神宮寺の考える時のしぐさとして有名なのが「タバコを吸う」というコマンド。この作品ではこれを選択すると、神宮寺の顔グラフィックが、タバコに火を付けて一口吸い、煙を吐くアニメーションをする。今まではアニメしなかったのであまり感じなかったが、そうやってアニメで表現されると、そんな一度に何本も吸って大丈夫なのかっ! と思ってしまう。タバコの吸いすぎには注意しよう。


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