次こそ食えるラーメンを。理想に燃える若者達は再び集結しました。今回は星係数(仮名)は抜け、私と狂介君(仮名)、そしてバルタン(仮名)の3名での決行となりました。

結論から言うと、今回も失敗でありました。ヨーグルトを沸騰させた時点で、水分と何かが分離して凄いことになっていました。で、それをスープとして、こんにゃくゼリーと缶詰のフルーツをぶち込んで完成です。

今回はバルタン(仮名)が最初に食べたのですが、意外なことに、結構食える（勿論うまいわけではない）などと吐かすではありませんか。私と狂介君(仮名)も食べてみましたが、恐ろしいことに、ジャムコーララーメンとまったく同じ味がするのです。こんにゃくゼリーは熱ででろーんと溶けています。奴の味覚は狂っているのでしょうか。もう一度食べさせると、今度は不味いと言います。どうやら、スープ(ヨーグルト)と麺を別々に煮たために、味が麺に染みるのに時間が掛かったようです。

　時間が経つにつれ、どんどんジャムコーララーメン、いや、それよりも酷い味になってゆくラーメンを見つめ、我々は何故こうなることを予想できなかったのかと思いました。庭に出て、またもロシア人になった私たちは、次は甘いものはやめようと、ロシア人に誓ったのでした。