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武器 | 攻撃力 | 備考 | |
● | ロングボウ | 4 | ありふれた長弓。射程20m。特別な力はない。 |
● | ロングソード | 4 | ありふれた長剣。特別な力はない。 |
その他装備品 | 備考 |
綺麗なブローチ ※「木彫りのロザリオ」相当品 |
【不浄属性への抵抗に+1の修正】 幼い頃からの宝物。子供用の安物だが、長く大事にしているうちに何らかのパワーが宿った…なんていうことも、あるのかも。 |
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解説 |
困っていたり悲しんでいる者を放っておけない人情派。 厄介事に首を突っ込んでは損をしたり痛い目に遭うことがよくあるが 自分が害をこうむってでも救える者がいるなら救う、という結構なお人好し。 しかし、そんな本質とは異なり、表面上の性格はややキツい。 報酬等に不満があれば遠慮なく口に出すし、他にも何かしら相手に非があれば容赦なく責める。 困っている人がいたとして、その人と話をする時も、特に優しい口調になるわけでもない。 だが結局は、いつも最後には(それが明らかな悪事でもない限り)力を貸す方向に動く。 「ツンデレ?」と言われることもあったりなかったりするとか。本人は決して認めないが。 誰かに教わったわけではなく、血縁にそういう者がいるわけでもないが どういうわけか、物心ついた頃には気を操作する力(気功術)に目覚めていた。 この力によって傷を癒すこともできるが、神聖魔法などとの関連性は特にないらしく 本人も宗教や教会との(関係者としての)繋がりや、信仰心の類は特にない。 (※読み飛ばし可) 昔、友達が怪我をした時、神父さんだか尼さんだか誰かの真似のつもりで 「なおれ〜なおれ〜」と念じたら本当に治ってしまった、というのが能力の目覚め。 その噂をどこからか(本当にどこからなんだか…)聞きつけた教会関係者が 「神聖魔法の才があるのでは」と訪ねて来たことがあったりもしたのだが どのように説かれても神への信仰心が芽生えるような兆候が見られず 神聖魔法の才能があるわけではない、ということもすぐに明らかになったため その時の教会関係者も早々に立ち去り、結局、神の僕となる道へ進むことはなかった。 気功が使えるといっても、専門の訓練を受けたり、我流での修行も本格的にはしていないため できることには限りがあり、現時点ではあっという間にガス欠を起こす。 これからの冒険で多少なり鍛えられていけばいいのだが、どうなることやら。 元からそういう性格だった面もあるが、後述の事件以降は特にお節介焼きになり やたらと他人に優しく、親切に接するようになっていった。 しかし、時にはそれをからかわれることもあり、幼心にも気恥ずかしくはあったのか 段々とツンとした態度を取るようにもなり、しかしながら根が変わることはなく 最終的に今のような性格に落ち着いてしまったようだ。 宗教に対しては、決して否定的なわけではなく、むしろ肯定的な面もあるが 結局のところ、人を救うのは神ではなく、人自身なのではないかと考えている。 無論、人が人を救うのも、神による導きの結果であるのかもしれないが どちらにせよ、ただ神に任せるのではなく、自分自身の意思と持てる力で 救える限りででも、誰かを救っていけたら、と思っている。 もっとも、そのようなことは、自分で口に出すことは決してないが。 (※なぜお人好しになったかの理由付けっていうだけで同じく読み飛ばし可) 幼い頃、家が泥棒が入られて、その時に現金や貴金属などとともに 大切にしていたブローチを盗まれてしまったことがある。 (それはおもちゃ同然の安物だったが、泥棒にはそんなことはわからなかったのだろう。) 探し出して取り戻すべく、必死になって街中を駆け回るが 無力な少女にできることは何もなく、ボロボロになり、途方に暮れ、泣いていた。 そこへ声をかけたのが見知らぬ「冒険者」であったことが全ての始まり。 その冒険者は親身になって話を聞き、少女を背負って街の果てから果てへ お役所から怪しげなギルドまで様々な場所を走り回り ついにはブローチの所在を突き止め、取り戻すことに成功したという。 冒険者が受け取った謝礼は、少女がその時に持っていた20枚ばかりの銀貨という あまりにも苦労に見合わない、報酬とすら呼べないようなものであったが 冒険者は、欠片ほどの曇りのない笑顔でそれを受け取った。 どうやら、この冒険者もまた、冒険者らしからぬお人好しであったらしい。 ―――以上が、彼女が冒険者を志すようになった理由の全てである。 ただ、やはり、本人が「人助けがしたいから冒険者になった」などと口に出すことは決してない。 冒険者になった理由を尋ねられても「面白そうだと思ったから」などと適当にはぐらかす。 また、この出来事を他の誰かに話したことはなく、知っているのは当事者達だけである。 |
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